zakkabakkaのブログ

革のこと、関係ないことまで色々とお店の日々を書いてます。

夏の想い出、海の家

あー、あっという間に秋になってしまった。今になると夏の猛暑が懐かしいほどだ。外では鈴虫が鳴いてるし。

この夏は何年ぶりかに「海の家」に行った。海水浴なんて行かなくなった私には、海の家なんて問題外の外だったのだが、ザッカバッカの商品を朝市に出すというチャンスがあったので、海の家に堂々と行けることになったのだ。これは超嬉しいことだ。

海の家ではいろいろなアーティストが、自分の作品を並べていた。アクセサリーが多かったかな。革製品はうちだけ。(だがこれが、後で思いもよらない結果をもたらすのだった。それは後ほど。) 朝市に出す人間は、ウッドデッキでそれぞれひとつずつ丸いテーブルとパラソルを確保できる。

ある日私が行くと、隣でおじさんが(と言っても私より年下、たぶんね)絵を描いていた。おじさんは亀山さんという立派な絵描きさんで、有名な人なのだ。通称カメさん。カメさんは海の家で自分でも何か描きながら、来る人に絵を教えている。描くものは何でもよい。自分が持ってきたものでもよいし、もちろん海辺の風景でもよいし、なんでもよい。私が見たとき、カメさんはいろいろおもしろいものを描いていた。

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カメさんの前に座っている男性がいた。つまり、私の真横だ。 その男、20代か30代。若い。ガタイがよい。すごくよい。喧嘩したら絶対に負ける。しかも、怖そう。(横からそんな気配を感じる。) 腕にはすごいタトゥー。これはすごい。このタトゥーはどうやっていれたのだろうか。レーザーでできるのか?最近はタトゥーのすごいのをしている人がいっぱいいるが、あれはどうやっているのだろうか。ヤクザ屋さんと同じ方法で?まさか・・・あれは相当痛いらしいし、第一時間がかかる。

とにかく、私でなくてもタトゥーは「怖い人がやっている」というイメージを持つ人が多いから、隣の逗子海岸では禁止なのだ。 そのタトゥー男は、なぜか熱心にマグカップに絵を描いていた。タトゥー丸出しで絵を描いている。よく見ると、すでに3個目のマグカップに挑戦している。声をかけようかと思ったが、「うるせーババぁ!」とでも言われたら泣くので(泣かないけど)、黙っていた。

 

家に帰ってから娘に「あの男は何者?」と聞いたら、 めっちゃ優しい真面目なお兄さんだということだ。なんでも、昔は革をやっていたと。器用な人で、嵐とかジャニーズ系の衣装を作っていたそうだ。今は東京で食べ物屋さんを経営しているそうだ。

人は見かけによらないものだ。タトゥーをしているからと言って、怖い人だと決めつけてはいけないよ。(おっと、それは私だけどね。) 怖いからタトゥーの写真は撮らなかったけど、撮らせてもらえるのなら、ぜひ撮りたい。なかなか無いからね、そういう機会。   カメちゃんはこんな人。やさしいおじさんです。

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カメちゃん(亀山和明)のサイトはこちら。

ところで、朝市に革製品を出すと、革が日焼けします。人間の皮と同じですな。日焼けしたお財布、それはそれで良い感じ(だと思うことにする)。日焼けした男がかっこよく見えるのと同じなのだ。