家で革の作業をひたすらやっていると、ひたすらお腹がすいてくる。 腹が減っては戦はできぬ。だから何か食べないと。甘いものがほしい。 というわけで、クッキーを焼いて食べる。
クッキーは太る。作ってみるとよくわかる。バター、砂糖、卵、小麦粉。材料はこれだけである。これらのかたまりが「クッキー」なのだ。
おいしいお菓子屋さんのクッキーは値段が高い。そういう店で買うことを思えば、家で作るクッキーのなんと安上がりなことよ。
だがしかし! 100円ショップでもクッキーが売られている。スーパーでも、安いクッキーが売られている。明治とか、そういうちゃんとしたメーカーのものでも、結構安い。あれを見ると、はたして家で作るのが経済的かどうかは疑わしい。
だがしかし!
入っているものは自分で作っているクッキーに限っては、安心できる。せいぜいそんなところか。
クッキーだけではない。我が家の冷蔵庫には、いつもシフォンケーキが入っている。ほぼ一日置きに焼いている。毎朝食べるのだ。3時にも食べたりする。3時でなくても食べたりする。
「シフォンケーキは太らなくていいよね。お砂糖も油も少ししか使わない。ほとんどメレンゲ(白身を泡立てたもの)でできているからね。」 そんな言い訳がはたして通用するのだろうか。
食べ過ぎはいけない。食べ過ぎは・・・
かくして、家で革をやっている人間は、クッキーとシフォンケーキにご用心、ご用心。