ネットショップは写真が命とよく言われるが、これがまた難しい。
いちいちカメラマンに頼んでいては大赤字だし、かといって素人が簡単に素敵な写真を撮れるはずもない。
これまで「写真撮影キット」なるものを何度購入しようと思ったことか。でもそのようなキットは、
「初心者でも簡単!」とうたわれながら、組み立てが面倒くさいし、場所もとる、高い。安くても5万円以上。8万、9万とするキットもザラ。
そんなこんなでこれまで写真は素人同然で写してきた。たとえばこんな感じ。
苦し紛れに斜めからいつも写していた。照明がうまくいかない。
「午前中の少し曇った時間」というのが最適と聞いたので、いつもその時間を狙って撮っていた。だから、少し遅くなるとおひさまがカンカンと照ってきて、「あー、もう遅い!今日はダメ」ということになったのだ。
もちろん、夜もダメ。雨の日もダメ。写真は天気を選ぶのだ。
と、思っていたのだが!
ふとネットで見つけた「フォトラ」という写真撮影キットに心奪われて購入してみた。(なんと翌日に届いた。本当に通販はありがたい。)
フォトラは、よくある「テントみたいな照明キット」ではない。かわいい照明が2つついているだけだ。そしてディフューザー(光が強いときにふわっと撮れるもの)と「撮影のヒント」のDVDがついてくる。(DVDは動画ではなくPDFなので驚いたが、こっちのほうがよくわかってよかった。動画は時間がかかるので実は嫌いなのだ。)
もう、信じられないほど簡単に、部屋の片隅が「スタジオ」になる。
フォトラに同梱されている背景紙(白とグレーのグラデーション)でもきれいに撮れたが、DVDのアドバイスにしたがって、さっそくアクリル板を近くのホームセンターで買ってきた。アクリル板て安いのね、1300円くらいだった。その下にシルバーの生地を敷いて、その上で商品(お財布)を置いて撮影。
それがこれ。
おお、なんと美しい!
さらに別のお財布を撮影してみよう。
これも、フォトラのDVDのアドバイスを参考にしてみた。小物を入れて、フォトラ同梱の背景紙を使って撮影したもの。(背景紙を使うととっても楽。)
これで少しネットショップらしくなってきたかな。
これまで、お財布を作っても写真が下手くそで「撮影がいやだな」と思っていたのだが、フォトラが来てから撮影が楽しくなってきた。
フォトラ、ありがとう!
「カメラが苦手」な人にこそオススメです。