毎日頑張って革のお財布を作っておりますが、やはり分からないことだらけ。
そんな私達親子を助けるため、今回救世主が鎌倉に来ました。
そもそも何を助けて欲しかったというと、”革漉き機”の不具合です。
「革漉き機?なにそれ?」と思った方。
要は、分厚い革を薄くする機械です。
以前ブログにちょこっと描きました。→「革漉き機がやってくる!」
この子がまた、なんか調子悪い。
「素人が使うから、こんなもんなのかな」くらいに思ってたのですが…
夏に”革漉きの講習会”に出たときから、「なんかうちの革漉き機、おかしくない?」と疑念を抱きはじめ、なんとなく革漉き機とはギクシャクしてました。
その、”革漉き講習”をやってくれた大崎さんという先生に相談したところ、
「見てみないとわかんないから、鎌倉行きマス」
と仰って、超ご多忙の中鎌倉くんだりまで足を運んでくださったのです。
しかも家族で。このフットワークには脱帽です。
数々の不調の原因を、直して頂きました。
大崎さんは、革漉き機のメンテナンス屋さんとかでは無いんです。
普段は革製品の量産やレザープリントなどを請け負う、「革工房 真」という会社を営んでいらっしゃいます。
「BANTAKA」っていうオリジナルブランドもやってるんですよ!
革漉き機の構造は、一度分解して調べたそうです…すごい。
約2時間、かかりっきりでメンテナンスをしてもらいました。
その間のご家族の様子がこちら。
奥様は猫とたわむれ、お坊ちゃまはゲームやってます。
とても自由ですね。
いや、お待たせして本当にすみませんでした!!
おかげでメンテナンス後の革漉き機、今まで体験したことがない気持ちの良さで漉けるようになりました。
本当にありがとうございます。
これでもう、革漉き機を使う前にヘンテコな神頼み※しなくてよさそう。
※「お願いします!」と大きな声で言いながら革漉き機に向かって一礼する。
その後みんなでお昼を食べにいって
お坊ちゃまは自分でアレンジしたゲームを披露。
「いっせーのーせ、3~!」とか言いながら、親指を立てるゲームわかります?
あれの、両手の指全部(一人10本)使うバージョンをやってました。
…多いよ(笑)
さて、私はここまでで失礼しましたが、皆さんは大仏など回ったようです。
少しは鎌倉を楽しんで頂けたことを願うばかりです!
大崎さん一家、長々と本当にありがとうございました。
早くこの機械を使いこなせるよう、頑張ります。
もし壊れたら、またお願いします。(小声)