クーポン配信いたします!
暑い日が続き夏本番!という雰囲気ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今朝、道を歩いているとマンションから3歳くらいの女の子が出てきて
「暑すぎる……」
と大人みたいに呟いていたので吹き出しました。
さて、ザッカバッカはなんと10周年を迎えました。
ひとえに皆さまのおかげです。
本当にいつもありがとうございます。
この感謝の気持ちを、何か形として伝えられないだろうか…
ということで、ささやかですが次回使える5%OFFクーポンをご購入時に配布させて頂きます。
以下詳細です↓
●ザッカバッカのHP/Creemaでご購入時に、それぞれで次回使える5%OFFクーポンを配布いたします!
●有効期限
・ザッカバッカのHPでご購入のお客様:1年
・Creemaでご購入のお客様:3ヶ月
●クーポン1枚につき、1回使用可能
●配布期間:続けられる限り今後ずっと
本日以降のご注文分から配布しますが、今までご注文してくださった方にも配布させて頂きます。
・ご注文メールの転送またはスクリーンショット
・ご購入くださった商品の写真
など、ザッカバッカでご購入したことが分かる画像を添付して、下記メールアドレスまでお送りください。
↓
info.zakkabakka@gmail.com
メール返信時から1年の有効期限で、配布いたします。
こちらは、ザッカバッカのHP/Creema/minneどこでご購入頂いたものでも構いません。
ただし、使える場所はザッカバッカのホームページのみとなります。
以上ですが、ご質問等あればお気軽にメール・Instagram・LINE等でご連絡ください🙂
お店を10年も続けて来られたこと、本当にいつも感謝しています。
これからも商品の制作やそれ以外の企画などで、皆さまにお返ししていけるよう頑張っていきます!
また応援よろしくお願いします☺️
それでは、体調にくれぐれもお気を付けて!
牛乳パック
うちでは飲みきった牛乳パックを取っておく。
洗って乾かしたら、こんな風にカットしていきます。
目安で切っていくのですが、だいたいの正方形を見つけながらカットしていくのが、なかなか楽しいです。
切った牛乳パックは、所定の場所に積み上げます。
トレーは床革で作りました。
ちなみに横にある豚の貯金箱は、子どものころに白黒だったものに落書きしました。
昔からカラフルが好きだったようです。
そして、この細切れの牛乳パックはこうやって使います。
革用のボンドを小出しにしておく。
ボンドの容器をいちいち開けたり閉めたりしてると、中身が早く乾いちゃうんですね。
だから、少しずつこのお皿に乗せながら使うと便利です。
この小皿が乾かないように、瓶の蓋を乗せたら完成です。
ザッカバッカの、工房プチ紹介でした。
それでは、今日も頑張って制作していきます!
From: Zakka Bakka
父の革工作
革、と聞くと一般的には高級そうなイメージだったりして、馴染みのない人が多いかもしれません。
うちでは革は日常に溶け込むもの、溶け込みすぎて空気のような存在になりました。
家族にとっても当たり前の存在で、特に父はよく革のハギレをもらいにきます。
父「3 × 4cm くらいの革、ない?」
私「あるけど、何に使うの?」
父は発明家気質なので、こんなことがしばしばあります。
何かの下敷きにするとか、滑り止めにするんだとか、厚みを出したいとか…なんか色々です。
そんな父がまたやってきて、今回は細長い革を持っていきました。
何を作るのかと聞いたら
「時計のベルトを作る」
…え?難易度高くない??
と思ったのですが、黙ってたらこれを作ってきました。
おおお!?すごいじゃんお父さん!
革も染めてるし!!
父「時計部分だけ、1,000円で買ってきた」
なるほど…。
父「これを縫い付けてほしい」
なるほど……!
めちゃくちゃ単純な作りですが、確かにベルトです。
そうだよね、時計専用の金具を使って穴をあけて…
ってやらねばならないと頭でっかちになっていた私がいました。
言われた通りに縫い付けました。
断面(“コバ”と言います)が少しケバケバしていたので、そこも色つけて磨いておきました。
完成です!
素晴らしい出来上がりですね。
そして「革の威力…!!」と思いました。
例えば100円で買ってきたアイテムだとしても、革と組み合わせれば高級感が飛躍的に増すのでしょう。
しかも、ヌメ革だと経年変化も楽しめる。
その上、自分の好きな色に染めた一点ものです。
良いものが出来ましたね。
私も、ものづくりの楽しみを改めて感じました。
皆さんにもぜひ、やって頂きたい。
機会があればワークショップとか…?
…あまり、自分が人に教える状況は想像できませんね(笑)
ともあれ、ものを作るのは楽しいので、どんなジャンルでもお勧めです。
ちなみに母は今冬自分で紡いだ糸でセーターを編み、
日に日に暖かくなる季節に「春になってしまった!」と焦りながら
一着完成させていました。
私が着てみました。
着ているところを写真に撮らせてほしいと母に頼んだら、猛烈に拒否されました。
ウール100%でめちゃくちゃ暖かい。
そして見た目が可愛いです!
手芸全般が得意な母、さすがです。
なんだか皆、自由きままにモノづくりをしているなあ。
わくわくを分けてもらいました。
皆さんにも少しお裾分けできていますように。
From: Zakka Bakka
あけましておめでとうございます
2024年になりました。
あけましておめでとうございます。
今年は震災と事故で幕開けとなりましたね。
被災された皆さんが早く元気になるよう、心から願っております。
最初に苦労した分、ここからは上がる一方の年になりますように!
そんな2024年、Zakka Bakkaは10年目を迎えます。
あっという間でした。
最初は海の家の朝市で売るところからスタートしたっけ…。
あの時には日差しで革が日焼けすることすら、知りませんでした。
そこから自分が作りたいもの、お客さんが欲しいものを追いかけて追いかけて、今。
これからも変わらず作り続けていきたいな、と思います。
10年目なので、何か感謝の気持ちをこめてキャンペーンをやりたいですね。
何をしよう?
今言っただけで、具体的には何も考えていません。
7月で10周年なので、それまでに何か考えられたらお知らせします。
12月からとっても忙しくて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
少しでも早くお届けしたい、なので年末年始も休まず作っています。
そしたら風邪をひきました。
なんてドジな…。
大したことないのですが、声が完全にハスキーになりました。
しばらくはこのカッコいい声で暮らすことになりそうです。
皆さんも体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。
無理をせず、ちょっとでも調子が悪いと思ったらすぐ休むこと!
って人に言っておきながら、わたしは聞きませんけどね。
ちょっと調子悪いくらいだったら、突っ切ってしまえ。
いやでも人様に移すと申し訳ないし、やっぱり風邪はよくありませんね。
反省。
さて、身体をいたわりつつ、今日も頑張りたいと思います。
新年でお財布を新調、またこれからはプレゼントシーズンもやってきます。
自分へのご褒美、ちょっとした贈り物まで、たくさんのご注文をお待ちしております(^^)
ラッピングも、新しいものを考えていきたいなあ。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!
From: Zakka Bakka
クリスマスに向けて準備②
午前10時の鎌倉駅で
「混んでるね!もしかして、午後の方が空いてるのかもね」
と、とんでもない発言を聞いた。
午後の混み方は、これの2倍です。
鎌倉は朝から人が多いなあ。
さて、前回の続きです。
「かわいいかも!」とクリスマスモチーフの柄を試作したものの、思ったより地味になってしまって打ちひしがれていた私。
気を取り直して、次の作戦に移りました。
やっぱりクリスマスは赤と緑だよね作戦です。
クリスマスツリーをイメージしてみることにしました。
そこで完成したのがこちら。
作ったあとの感想はこうでした。
なんか納得できない。
かわいいとは思うんですが、なんかこう…
やっぱり、夜に雪が降ってるところが捨てきれません。
キラキラ輝くクリスマスツリーも良いのですが、私のイメージのクリスマスは夜なんですよね。
これって人によって違うと思うので、不思議です。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」とか「ポーラーエクスプレス」とかが影響しているんだと思います、きっと。
ということで、やはり夜のイメージでいくことに決めました。
こういうとき私はよくPinterestを使います。
いろんなデザインをたっぷり漁ることができて、とても楽しい気分になります。
主に、誰かが描いた絵とかにインスピレーションを受けたりします。
インスピレーション。
なんかアーティストみたいで格好いい響き。
使ってみたかった。
ということで、とうとう完成しました。
こちらです。
窓に明かりが灯りはじめる夜の街に、しんしんと雪が降るイメージです。
「スノードーム」という名前にしました。
最初イメージしていたティッシュケースの柄とはかけ離れたものになりましたが、満足いく可愛さになったと思います。
第一号は、台湾の方にもらわれていきました。
ありがとうございます!
こちらの柄は期間限定で、~12月25日までの販売となります。
画像をタップすると商品ページに飛べますので、ぜひチェックよろしくお願いいたします。
また、同じく12月25日まではクリスマスラッピングにも対応しております。
こちらは全商品対象です。
大切な人へのプレゼントや、自分へのご褒美に。
たくさんのご注文をお待ちしております。
ちなみにデザインを考える際にいろいろ革のハギレに染めてみたのですが、あまったものでコースターを作りました。
お買い上げ金額1万円以上で、ご希望の方にはプレゼントしております。
こんな風に、ひとつのデザインが完成しました。
頭の中で描いていたものと、実際やって出来たものが違ったりする。
ものづくりはそんなことばかりですが、だからこそ面白いです。
一個一個、地道に丁寧に。
さて書いていて気になったのですが、きっと「クリスマス」のイメージは様々なんだろうなぁということです。
皆さんがパッと想像するクリスマスは、どんなものなんでしょう。
もしよければ、コメントでお聞かせくださいね🙂
それではクリスマスのお財布物語、おしまいです。
めでたし、めでたし。
From:Zakka Bakka
クリスマスに向けて準備①
お久しぶりです。
いきなり言い訳から始まるのもなんなんですが、ブログというのはハードルが高いんです。
きちんと文章構成も考えなきゃ、それっぽい写真も載せなきゃ…なんて考えていると、「忙しいから今度にしよう」という結末が常なのです。
ある人にそう言うと「そんな気張らなくても、日常のことをちょこっと書くだけでもいいんじゃない?」と言われました。
そうなのです、ハードルを思い切り上げていたのは自分でした。
ということで、ニュース的なことや思い付きをちょこっと書く場所にしようと思います。
めちゃくちゃ普通のことを言っています。
つまり面倒くさがっていてすみませんでした。
さて、郵便配達のおじさんから「師走ですね!」と言われました。
まさに。郵便屋さんはもっとも忙しい時期になるでしょう。
このおじさんはいつも荷物を手渡すとき、何か一言くれるのでほっこりするのです。
ザッカバッカも、忙しい時期に入ります。
クリスマスシーズン到来、さらには新年に合わせてお財布を新調する人も多くなります。
配達のおじさんには頑張ってもらわねばなりません。
クリスマスに合わせて期間限定の柄を作りましたので、今回はその制作秘話?をお話したいと思います。
正直ぜんぜん秘話じゃない。
どんな経緯で完成したのか、という物語のはじまりです。
元々、何か新しいデザインのお財布を作りたいなぁと思っていたのです。
ですが当店でレギュラーの柄はすでに22種類で、これ以上増やすのは多すぎる、どうしようかな…。
ということで、期間限定で出せばいいのだ!ということになりました。これならお客さんも迷わない。
あんまり柄が多すぎると悩んでしまいますからね。
すでに「柄が多くて迷う」という声をいただいているのに。
問題が解決したところで、次はデザインです。
というかこれが一番の難問です。
わたしのイメージしているクリスマスは、しんしんと雪が降る夜空を、サンタさんとトナカイたちが駆けていく…という感じです。
実は街に雪が降っている感じ、前から「これをお財布にしたら可愛いな」と思っている見本があったのです。
こちらです。
中学生のころ、家庭科の授業で作ったティッシュケース入れです。
どうしてもこの柄が作りたくて、かなり提出期限がギリギリになり、「ずいぶん長くやってるわね」と先生にすら言われた力作です。
ここからイメージしてまず作ってみたのがこちら。
…ここで写真を載せたかったのに、写真がありませんでした。
ほらね!こういうことになる。
常日ごろからブログを書こうという頭の人は、こんなミス無いんです。
「あ、これはブログのネタになるから写真を撮っておこう!」ってきっと思うはずなんです。
これだから……とまたブログのハードル上げ選手権が始まりそうなのでやめておきます。
ブログのせいではありません。ネットショップ運営者たるもの、写真はバシバシ撮っておくべきなのです。
ともかく写真はありませんが、紺色の背景に、銀色で家のシルエットと雪を描いてみたものが完成しました。
可愛いく出来ました。近くで見ると。
ただ写真を撮ったときにあまり映えないな、なんだか柄がよく分からないなぁという仕上がりです。
正直すこしショックでした。
「かつての力作ティッシュケース入れはあんなに可愛いのに、なぜ…!」という思いも捨てきれませんでしたが、やむなくお蔵入りとなりました。
さぁ、また振り出しに戻ってしましました。
この続きは長くなってしまうので次回にしたいと思います。
どんな柄になっていくのか、果たしてクリスマスモチーフのお財布はできあがるのか?
つづく。
From:Zakka Bakka
当たり前のことって、大事だけど忘れがち。
最近、珍しく頂いた大量生産の仕事を終えました。
普段のザッカバッカの仕事は、ひとつずつ切り出して、染めて、縫って、写真を撮る…そんな素朴なものです。
しかしこの度、同じ色と形の商品を大量に作るという作業をすることになったのです。
何かと言いますと、まず発明家の友人がおりまして。
「発明家…?」って胡散臭く思ったあなたは後悔することになるでしょう(笑)
すごく儲けてるんです。実力派なんです。
その人が考案した形のお財布でクラウドファンディングをすることになり、商品が大量に必要になる…というわけでした。
ちなみにそのプロジェクトがこちら。
もう終了していますが、9877%の成功率ってどういうこと…?
普通に生活していて「成功率は9877%です」ってこと、あります?
とにかくすごい売れてますよね。羨ましいです。
これはマクアケという日本の会社ですが、なんでもこれが台湾の会社の目に留まり、台湾でもクラウドファンディングすることになりました。
そこに、私が染めたラインナップも出品することになったというわけです。
普段の仕事と比べて、楽だと思ってました。
「1日目は切り出して染めよう。2日目はここまでやって…うん、いいぞ。」
と軽快にスケジュールをメモ帳に書き出していきます。
しかし、全然計画通りに進まない。
同じ作業が続くとゴールが見えなくなっていくんですね。
長距離走でも、景色が変わる街中を走るのと、校庭を何週も走らされるのとでは後者の方がうんと長く感じたものです。
するとスピードが落ちていくのですが、この仕事には納期がある。
やらないと……という風に、どんどん追い込まれていきます。
よくドラマで見る漫画家さんとかってこんな感じなんだろうか、これで担当が後ろで待機してたらプレッシャーの極みだな、と思いました。
本当に大変でした(笑)
ただ大変ではあっても、嫌だと思ったことは一度もありません。
種類は違えど、基本的に好きなことをしていることに変わりはないのです。
あと作りながら思ったのですが、「疲れた、嫌だ」という気持ちで作ったら、お財布に伝わってしまうような気もします。
だからアニメを観ながら縫ったり、おやつを食べたり、息抜きをしながらやっていました。
それに誰かが言っていました、「忙しいのっていいことだよね。自分にしか出来ないから頼まれてるんだもん」と。
そうです、ありがたいことなんだとつくづく思いました。
そうして気合と根性で乗り越えた大量生産。
終えてみて良いことがありました。
それは普段の仕事の楽しさに、改めて気づけたこと。
「今回はどんな配色にしようかな」と悩んだり、それによって一つずつ出来上がりが違ったり、合間に違う作業が挟まってきたりすることが、こんなに楽しいなんて。
少し忘れていたかもしれません。
これだけでも、自分が一回り大きな人間になれたような気がします。(単純)
何か怖いものを一つ乗り越えたような、やり方を習得したような。
次にまた同じ仕事が来ても余裕を持って挑める、そんな気がします。
きっとしばらくは無いんだろうな。だからザッカバッカのお財布たちを作ることに専念したいと思います。
気づいたら在庫が少ない。
せっかく見に来てくれたお客さんに、「この中から選ぶの?」と思わせてしまったら申し訳ない気持ちです。
だから頑張って揃えていきます!
どれから作ろう、何色から作ろう。
今日は晴れているから水色を入れようかな、秋だからオレンジもいい。
そんな風にワクワクしながらお財布を作って、それが手に取ってくださった方にも伝わればいいなと思います。
毎日のルーティンの中で忘れがちだったこの気持ちを、改めて思い出すことが出来ました。
気合と根性で乗り切る仕事も、たまには悪くない。
普段とは違った仕事を引き受けてみるのも、たまには良いものでした。
From:Zakka Bakka