zakkabakkaのブログ

革のこと、関係ないことまで色々とお店の日々を書いてます。

北海道からのお客様

今日はなんと、北海道からお客様が訪ねて来られました。

 

鎌倉に観光にいらして、最後の日にザッカバッカに寄ってくださったのです。

 

マンモスうれぴー!(あ、これって古い&ヤバかったですかね?)汗

 

 

 

さて、今日は晴れていて気持ちのよい日だったので、玄関先にテーブルを置いて、パラソルを立てて、そこにお財布を置きました。

 

なんだかお店やさんごっこみたいだったと思ったけど、いや、これはマジでお店なんだと・・・いまさらか!!

 

 

 

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お財布と一緒に写っている飲み物は麦茶です。

 

 

 

初めてなのに、なんだか昔からの友達みたいに意気投合。本当は韓国旅行のはずだったけど、MERSの影響で韓国行きが中止になり、代わりに鎌倉へ来てくれたということです。東方神起の大ファンだそうです。私は日曜日のBSプレミアムで夜の9時から奇皇后を見ています。(年代が違うので、こういう違いになるのだ・・・)

 

いろいろ買ってくださって、とても感謝!

 

北海道のおみやげもいただきました。

 

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おいしかったです。北海道はおいしいものが豊富で、いいな。

 

 

 

これから晴れた日はパラソルとテーブルでおもてなしできるので、

 

「そうだ!鎌倉行こう!ザッカバッカでお財布を買おう!」と思ったら、

 

ひとまずメールしてみてください。出かけていなければ、なるべくご期待に沿うようにいたします。

 

 

チケットを忘れないために:マスキングテープの効用

うちの娘はすぐに忘れ物をするので、人に迷惑をかける。(かけられるのは主に母親の私だ。どこの母親も同じだろう。)

 

一番いやなのは、娘が外出先から電話をかけてくるときだ。いやな予感がほぼ90%ぐらい当たる。

 

「お母さん、定期券忘れた。駅まで持ってきて!」

 

のような状況を何度経験したことだろう。

 

 

 

本日も、ライブに出かけるというので、

 

「チケットを絶対に忘れないように、ここに貼り付けておきな!」

 

と、このように貼り付けさせたのであーる。

 

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ここを通らなければ玄関まで行けないわけで、自分の目の前に貼ってあるチケットを見ないわけにはいかないのだ。

 

いやー、まったくもって、マスキングテープというのは偉大である。仮止めしたいところにどんどん貼れるからね。跡も残らないし、100円ショップで買ったマスキングテープに表彰状をあげたいくらいだ。

 

マスキングテープは、本来は何かにペイントするときに、塗りたくない部分を隠すときに(養生と言う)、隠したい部分に貼って使うものだ。

 

ところが昨今は、かわいいマスキングテープというものが大流行している。本屋に行くと「かわいいマスキングテープ」を使った様々な手芸の本が何冊も並んでいるほどだ。マスキングテープは和紙でできていて、手で簡単にちぎれる。(和紙でできていないのもあるのかな?)

 

ザッカバッカでも、かわいいマスキングテープはラッピングに使ったりして、重宝している。

 

 

 

もとい。

 

 

 

本日、娘がチケットを忘れて家を出たとしたら、

 

「ライブをやめますか?人間やめますか?」

 

と言ってやってほしい。

 

 

 

合掌

 

 

 

 

 

おっと!書くのを忘れていた。

 

娘が行くライブは、小川コータ&とまそん という二人組のアーティストだ。

 

鎌倉在住で、鎌倉の地元に溶け込んでいるユニークな二人組。歌は、どういったらいいか、

 

ゴンチチ」のような歌。癒される感じ。(ゴンチチを知っている人は古いかな・・・ははは)

 

 

 

小川コータ&とまそんの公式サイトはこちら

 

 

 

 

お客様がアトリエにいらっしゃったのだ!

やあ、どうも。今日も暑い日でした。暑いな-と思いつつ、これから憂鬱な梅雨になると思うと、

 

「晴れていて暑いの大いにけっこー!コケッコー!」と思うのだ。

 

 

 

さて、今日はザッカバッカにお客様の訪問があったのだ。

 

ザッカバッカは店舗も無いし、他の店に卸しているわけでもないので、ネットショップしか販売ルートがない。

 

ネットショップっていうのは遠くの人でも買えるというメリットがある反面、

 

実際に見て触って確かめられないというデメリットがあるのであーる!(いまさら何を・・・)

 

 

 

なので、予約制でアトリエを公開しているのであーる。

 

たまに、「これから行ってもいいですか?」と電話がかかってくるのだが、

 

「申し訳ありません!本日公開していません。」と心を鬼にして断ることになる。

 

 

 

今日のお客様は、ずいぶん前から「6月1日の13時に行ってもいいですか?」と連絡があったので、

 

「いいですよ!」と返事をさしあげて、本日に至ったのである。

 

 

 

どんな人かな?親子かな?夫婦?オネエかな?

 

などと思いながらお迎えすると、

 

優しそうなカップル。そしてぬいぐるみ。

 

 

 

「ぬいぐるみも行きます」

 

 

 

とメールに書いてあったので、てっきり「お母さんと女の子、そしてぬいぐるみ」と思っていたのが大間違いだった。

 

 

 

彼女さんがぬいぐるみを抱いてやってきたのだ。それもかなり大きい。

 

「羊のショーン」のスピンオフのTimmy Timeに出てくるハリネズミアプリコット

 

という説明を受けたが、スヌーピー派の私としては、恥ずかしながら羊のショーンを知らなかったのだ。

 

 

 

かなり大きなぬいぐるみだが、いつもどこへでも一緒だそうだ。

 

 

 

彼氏さんいわく

 

「困るのは、彼女がトイレに行くとき、これを僕が持たされて待っているんです。みんな見るんですよね・・・」

 

 

 

おお、そうでしょう。私も見ます。笑

 

 

 

とっても微笑ましいお二人で、世知辛い世の中にこのような人たちが存在しているとは、

 

なんと癒されることであろう。

 

 

 

二人の訪問の目的は、お財布。

 

彼氏さんのお財布が15年目だということで(それにしてはきれいに使っていた。ものを大事にする人なのだろう)、

 

青いお財布をオーダーしてくれた。

 

 

 

実際に来ていだだけると、革の種類、革の色、ファスナーの色、中のカードケースやマチの色、そして縫い糸の色(うちはほとんど手縫い)を全て好きなものを選んでいただけるので、こちらもドンピシャのものが作れるというわけだ。

 

 

 

「顔出しで写真とってブログに載せてもいいですか?」

 

と図々しく聞いてみたら、快くオーケーが出たので、さっそくアップ。

 

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新しい友達が二人できたぞ。いや、コットン(アプリコットの愛称)を入れたら3人だ。

 

 

 

コットン、またおいで。待ってるよ。

 

 

 

そして、うちのHPを見つけだしてくれ、お財布を気に入ってくれて、ふたりともありがとう!

 

すごく嬉しかった。

 

 

 

紙の本が好きなこと、ガラケーを愛用していることなど、アナログな私と共通点がたくさん。

 

 

 

それじゃ、これからお財布制作にとりかかりますです。娘が担当します。

 

 

 

 

みなとみらいの光と影

先日、ビーズを買いに横浜のみなとみらいに行った。

 

みなとみらいってのは、ショッピングセンターやら遊園地やらホテルやら、この10年ほどでずいぶん新しい街になってきた。

 

ただ、横浜の駅も何十年もずっとどこかが工事中で、

 

「この駅いったいどうなってるんだ?」と思う人も珍しくなかった中、

 

同じくみなとみらいも

 

「この地区いったいどうなってるんんだ?」と思うこともしばしば。

 

というのも、いつもどこかが工事中(しかも大規模な工事中)だし、

 

せっかくできた建物を壊し、また作るというむなしい作業を繰り返しているからだ。

 

 

 

今日は「MARK IS(マークイズ)」という不思議な名前のビルに行ったのだが、横浜駅から歩いている途中で、なんとも恐ろしいものを見た。

 

巨大なビル壊し中だ。

 

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ここには以前、結婚式場や映画館が入っていたのだが、なんともまあ、無残な姿をさらけだしている。

 

鉄筋がボロボロと見えて、まるで人間の血管のようでとても不気味だった。

 

ビルに心があるなら、相当泣いているだろう。

 

 

 

これは歩道橋から見たのだが、

 

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この歩道橋から反対側を見た景色が、次の写真。

 

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ビルの解体が「影」の部分ならば、こちらはみなとみらいの「光」の部分と言えよう。

 

歩道橋の下には、こんな素敵なファミマが。笑

 

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中に入ってみると、普通のファミマである。

 

 

 

日本という国は、建物を大事にしない国だと思う。

 

ヨーロッパとは建物の素材が違うと言われればそれまでだが、日本の家は30年も経たずに取り壊されると言う。

 

まあ、国からして「箱物行政」と言われるわけで、箱を作っては壊し、作っては壊し、

 

それで土建業者が潤うわけだ。

 

 

 

せっかく作った建物だ。いつまでもいつまでも、大事にしたらいいと思うのだが。

 

「もったいない」という言葉を大事にするのなら、その精神も大事にしようよ。ね。

トートバッグ制作中

レザーメイトさとうに行ったとき、牛革のベロアという革(スエードの兄弟分みたいなもの)を何色か買ってきた。

 

最初はこれで靴を作ろうと思っていたのが、佐藤さんに「これでバッグを作るとすごくいいですよ」と聞いたので、さっそく作ってみたのだ。

 

うん!なかなかよいぞ。

 

一枚の革で作っているので、なんといっても軽い。革のバッグは重くて敬遠されがちだからね。

 

私は自分の娘が大学へ入るときに、近くの○○○鞄という超有名店で立派なバッグを買ってあげたのだが、

 

「重い」

 

という理由で、ほとんど大学へ持っていかなかったのだ。

 

 

 

というわけで、「革でバッグを作るなら、絶対に軽くするぞ」という信念のもとに、日々生きているのだ。(大げさ)

 

 

 

革のバッグは高級感があるが、それと比例して値段も高い。

 

ザッカバッカとしては、なるべく価格を安くして皆さんに気軽に買ってもらいたいと常日頃思っているので、今回も価格設定で悩んでいる。

 

 

 

革の価格自体がどうしても高いし、手縫いだと時間もかかってさらに高くなる。

 

 

 

ミシン縫いよりは手縫いのほうがステッチがきれいだ。だから手縫いが好きなのだが、今回はポケットのステッチのみに手縫いをほどこすことにして、あとはミシンで縫うことにした。

 

 

 

さらに考えたのが、ポケット。革をやっていると余り革が出るのだが、それをポケットに使うことにする。

 

こんな革。

 

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試作品ができた。

 

 

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近々に販売予定。乞うご期待。

 

 

靴作りに挑戦!

いやー、大変でした。なんと自分の靴を作ってみたのだ。

 

革は革でも、いつも作っているのはお財布中心。靴はもちろん初めて。

 

靴なんてどうやって作るんだ?そもそも、靴の型紙なんてあるの?

 

そんなこんなで調べはじめ、いつもお世話になっているレザーメイトさとうの佐藤さんにアドバイスをいただき、

 

ようやく第一号が完成した。

 

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何しろマニュアルがないので、ネットで調べまくりました・・・と言いたいところだが、ネットにも「靴の詳しい作り方」なんてのはほとんど載っていない。

 

私は軽いモカシンが作りたかったので、ひとまずこれで満足している。(いやー、あまり満足していないけれど。ちょっとぶかぶかだし。)

 

 

 

それでも自分で靴が作れるということは私にとって奇跡に近いので、これからどんどん挑戦することにする。

 

 

 

お財布の合間に作るので、あまり作る時間はないが、日曜日に少しずつでもやろう。

 

 

 

次は柔らかい革でドライビングシューズを作りたい。昔から夢だったのだ、良い革のドライビングシューズがね。

 

 

 

いつかやりたいな、モカシン教室。

商品撮影はフォトラで解決した

ネットショップは写真が命とよく言われるが、これがまた難しい。

 

いちいちカメラマンに頼んでいては大赤字だし、かといって素人が簡単に素敵な写真を撮れるはずもない。

 

これまで「写真撮影キット」なるものを何度購入しようと思ったことか。でもそのようなキットは、

 

「初心者でも簡単!」とうたわれながら、組み立てが面倒くさいし、場所もとる、高い。安くても5万円以上。8万、9万とするキットもザラ。

 

そんなこんなでこれまで写真は素人同然で写してきた。たとえばこんな感じ。

 

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苦し紛れに斜めからいつも写していた。照明がうまくいかない。

 

「午前中の少し曇った時間」というのが最適と聞いたので、いつもその時間を狙って撮っていた。だから、少し遅くなるとおひさまがカンカンと照ってきて、「あー、もう遅い!今日はダメ」ということになったのだ。

 

もちろん、夜もダメ。雨の日もダメ。写真は天気を選ぶのだ。

 

 

 

と、思っていたのだが!

 

 

 

ふとネットで見つけた「フォトラ」という写真撮影キットに心奪われて購入してみた。(なんと翌日に届いた。本当に通販はありがたい。)

 

 

 

フォトラは、よくある「テントみたいな照明キット」ではない。かわいい照明が2つついているだけだ。そしてディフューザー(光が強いときにふわっと撮れるもの)と「撮影のヒント」のDVDがついてくる。(DVDは動画ではなくPDFなので驚いたが、こっちのほうがよくわかってよかった。動画は時間がかかるので実は嫌いなのだ。)

 

 

 

もう、信じられないほど簡単に、部屋の片隅が「スタジオ」になる。

 

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フォトラに同梱されている背景紙(白とグレーのグラデーション)でもきれいに撮れたが、DVDのアドバイスにしたがって、さっそくアクリル板を近くのホームセンターで買ってきた。アクリル板て安いのね、1300円くらいだった。その下にシルバーの生地を敷いて、その上で商品(お財布)を置いて撮影。

 

それがこれ。

 

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おお、なんと美しい!

 

さらに別のお財布を撮影してみよう。

 

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これも、フォトラのDVDのアドバイスを参考にしてみた。小物を入れて、フォトラ同梱の背景紙を使って撮影したもの。(背景紙を使うととっても楽。)

 

これで少しネットショップらしくなってきたかな。

 

 

 

これまで、お財布を作っても写真が下手くそで「撮影がいやだな」と思っていたのだが、フォトラが来てから撮影が楽しくなってきた。

 

フォトラ、ありがとう!

 

 

 

「カメラが苦手」な人にこそオススメです。

 

フォトラのサイトはここです!