ザッカバッカでお財布やらパスケースやら、商品を購入してくれた人には、何らかの形でラッピングしている。
一番よくやるラッピングは、透明なセロハンに包んできれいなラフィアでリボン結びにする。それだけでも十分かわいい。ラフィアはいろいろな色がそろっていて、何にしようか迷うくらいだし、2色のラフィアの二重使いもよくやる。「サンキュー」レターも小さいのをつけたりする。
小さなトートバッグを作ってそこに入れることもあるし、巾着を作って入れることもある。とにかく、ラッピング素材もハンドメイドなのだ。
今、ザッカバッカの二人が気に入っているのが、「箱」。この箱も入れるモノに合わせた手作りの箱である。ぴったりの大きさの箱ってなかなか探せないし、買うよりは作ったほうがずっとかわいいのができる。 箱を作るだけではなく、その後に色を塗ったり、絵を描いたり、ステンシルしたりスタンプを押したり、革を貼り付けたり、いろいろ楽しんでいる。
「このお財布はどんな人が使ってくれるんだろう?かわいいお財布だから、箱も可愛くしよう」とか、「男性向けのお財布だから、箱はシンプルにかっこよくしよう」など。
「そんな一円にもならないことに時間を使ってバカじゃないのか」と思う人もいるだろう。しかし、だからこそ、私たちはこだわってしまう。なんかこう、気持ちが伝わるようにっていうかね。せっかく売っているものもひとつひとつ手作りで、気持ちをこめて作っているので、ラッピングも手作りにしたいなと思うのだ。
金を稼ぐことと、一円にもならないことに時間を使うこと、このふたつは矛盾しているかもしれないが、これが私たち流だからね。ラッピングしている時間はとても楽しいのだ。うん、お財布を作っているときとはまた別のワクワク感がある。
ワクワクさん元気かな。(関係なかったか)